手芸

2012年10月23日 (火)

布の野菜(にんじん)

布の野菜(にんじん)
布の野菜(にんじん)
久しぶりに針と糸を持った。
布で作った野菜も4作目になった。
今まで作ったのは、柿、えんどう豆、かぼちゃ。
今回は、にんじんにした。
友だちにもらったハギレがちょうど人参にぴったりの色で、いつかこれでにんじんを作ろうと思っていた。
にんじんの根の部分は、四角い布を円錐形になるように縫うだけだから簡単だ。
問題は、葉っぱの部分。
布で作るのは難しそう。
何かいいものはないかと、あちこち探してみた。
リボンを使ってみたらどうかなと思ったけど、緑っぽい色のがなかった。
亡き姑のお針箱に、布団を綴じる糸が入っていて、それがちょうどいい緑色をしていた。
この糸を何回かよったのを8本位束ねて葉っぱに見立てた。
なかなかいい感じ。
作製時間は20分くらい。
簡単にできた。

| | | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年4月12日 (木)

布のやさい(かぼちゃ)

布のやさい(かぼちゃ)
布のやさい(かぼちゃ)
端切れでかぼちゃを作ってみた。
かぼちゃのあのぼこぼこした感じを出すのに工夫がいった。
縦長の布を縫い縮めながら接ぎ合わせていくとうまい具合にかぼちゃらしくなった。
8枚接ぎ合わせて筒にしたら、上を絞って綿を詰め、下も絞って出来上がり。
簡単だ。
針刺しにしてもいいと思う。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月24日 (木)

スリッパを作る



衣替えをした時、もう着なくなった古い服を思い切って処分してしまおうとゴミ袋の中に詰め込んでいた。
でも、やっぱりこのまま捨てるのはもったいなくて、捨てられなくて置いている。
木綿でできた肌着やTシャツ等は、四角に小さく切って次女が絵を描く時の雑巾にしている。でも、分厚くて雑巾にならないような生地で出来ている服の処分をどうしたものかと思案していた。
先日、ふと思い立ってスリッパを作ることにした
厚紙に足を置いて足の形を書いた。これに縫いしろのぶん少し足して、切って型紙にした。
型紙通りに古着を切って、何枚か重ねて適当な厚みにする。
重ねた布がずれないようにキルティングした。
甲の部分にはレースもつけてかわいくした。
洋裁をしていた実家の母にもらったハギレでバイアステープをとった。
底と甲の部分とバイアステープを重ねて縫い付けて回りをぐるっとバイアステープでくるんでまつれば出来上がりだ。とってもカンタンに出来る。
これは、試作品。
履いてみると、底はもっと厚くした方がいいし、幅をもっと狭く大きさも一回り小さい方がいいとわかった。
また型紙を書き直して、二作目を作ろうと思う。
布も結構たくさん要るので、分厚い生地の古着はスリッパにして履き潰してから棄てることにした。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年3月 6日 (日)

ティーコゼ

ティーコゼ
お天気予報を見たら午後から雨。
それで、午前中はイチゴの所の草取りをして、イチゴの枯れ葉も取って追肥をした。
午後は予報どおり雨。
ちょうどいい。雨の後黒マルチをしてやろうと思って雨が降るのを待っていたから。
それに、雨の時にしようと思っていた事もある。
前から次女に「ティーコゼを作って」と頼まれているのだ。
はじめ、この聞き慣れない言葉がなかなか聞き取れず、次女に何回も聞き直して怒らせてしまった。
やっと「ティーコゼ」ってわかったけど、どんなものなのか分からない。
「てーこぜって何?どんなもん?」と次女に聞くと、「てーじゃない、ティー!ティーコゼ!」とまた怒らせてしまった。
私は「ティー」の発音が苦手で、出きることならなるべく使わないで済ませている。
「ティー」と言わずに「紅茶」と言う。
「ティッシュ」は「はなかみ」と言い、「スパゲティ」は「パスタ」「ディズニーランド」は「ミッキーマウスがおるとこ」とかいった具合だ。
次女は、聴こえない私に説明していると時間が掛かると思ったのかその「ティーコゼ」とやらが描いてある本を持ってきた。
「何これ?帽子?」
「違う。ここ読んでみたら分かるから。」と次女は本のページを開いてみせた。
それでやっとティーコゼというのはティーポットのお茶が冷めないように保温の為にポットに被せるものだとわかった。
「よっしゃ。こんなの簡単。作ったろ。お母ちゃんに任せとき」と言ったら、次女は「ほんまに作ってな。ウソついたらあかんねんで。前かてウソやったやん。ちゃんと作ってよ」となんべんも念押しをする。
保育所の時、次女のお気に入りの絵本の「パンダサーカス」の中の挿し絵を給食袋に刺繍してやろうと言った事があったのだ。でも義母の認知症が進んできたり、雑用に追われたりしているうちにとうとう出来ずじまいになってしまった。
次女はいたく傷ついたらしい。そして事ある毎に「お母ちゃんはウソつきや」と言う。
なので今回は信用を挽回する為に、一気に仕上げてしまうことにした。
材料はありあわせのもので。
郵便局でもらった粗品で中途半端な大きさなので使わずにしまっておいたフリースの膝掛けをキルト芯にした。
分厚くなってしまったけど、保温性はバツグンだ。
ついでにマットもこしらえた。
我ながら上出来、と思う。
次女は「約束守ってくれたね」と喜んでいた。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 3日 (土)

エンドウ豆のストラップ

エンドウ豆のストラップ
毎日雨ばかりで、畑仕事ができないでいる。
掃除もしたし、仕事もキリがついたし、久しぶりに手芸をやってみようと、針と糸を出してきた。
この前は、余り布で干し柿の壁飾りを作った。
今度は、干し柿の時と同じように、本物のエンドウ豆をもとにして型紙を起こして、エンドウ豆の形の携帯ストラップを作ってみた。
ちょうど緑色っぽい布が、いくつか残っていたので、全部ありあわせの材料で、1時間程かかって出来きあがった。
あまりたくさんまとめて時間が取れないので、大作は無理だけど、ちょっとした物をチョコッと作るのが、今の私のささやかな楽しみ。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年12月21日 (月)

手芸

手芸
野菜作りの他に好きなことは、手芸。
最近はなかなかジッと座って針を持つ気にならない。
今の時期、荒れ性の私は、手が荒れてささくれだらけで、糸が引っかかってイライラするから。
でも、干し柿を作る時、軒下にズラーッと干している柿を見て、あれを布で再現してみたいと思った。
それで、形のいい柿を一つ取っておいて、型紙を作った。
柿を縦に6つに切って皮をむく。
細長い紡錘形になる。
この6枚の皮を紙に写して型紙にする。
布を型紙通りに切って、6枚を接ぎ合わせる。
中に綿を詰めて詰め口を絞って、本物の柿のへたをボンドで貼り付けて出来上がり。
根気よくたくさん作って干し柿の壁飾りにしてみた。
ちょっと色が暗くてパッとしないなあ。
白い壁にはいいかもしれない。

| | | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年5月 5日 (火)

端午の節句

端午の節句
端午の節句
今の時期、あちらこちらの家で、鯉のぼりが高々とあがっている。
我が家も、端午の節句飾りを、今年は4月の半ば頃から設えた。
長男が産まれた年に定年退職した実家の父が、初節句に、退職金で大変高価な鎧甲の節句飾りを送ってくれたのだ。
子供が小さかった時は毎年飾っていた。しかし、ここ数年は、認知症だった義母の世話もあり、送ってくれた父には申し訳ないと思いつつ、物置にしまい込んだままになっていた。
今年は出そうと思い立ったのは、来年長男が大学再受験するから。
節句飾りを出した年の長男って、何でもすごく頑張れたような気がする。逞しく、健やかに、そういう願いがこもっているからだろうか。
長い間しまい込んでいたので心配だったけど、どこも痛んでいず、きれいなままでほっとした。
ただ、作りものの柏餅の飾りだけは、シミだらけだ。
まだハイハイしていた頃の長男が、目を離した隙にこの作りものの柏餅にかぶりついていた。
「あー、ダメ!これ食べられへんのよ!」と慌てる私を、緑色のよだれを垂らしながら怪訝そうに見ていたっけ。
我が家の笑い話の一つになっている。
立派な鎧甲の飾りに反して、鯉のぼりの方は質素なものだ。何しろ手作り。
初節句に何か記念になるような物をと考えて、ウロコの所に子供の手形を押した鯉のぼりを作ったのだ。
ちょうど布団のカバーにしようと買っておいた白い布があったので、アクリル絵の具で鯉の絵を描いた。まだ何も分からない赤ん坊だった長男。手に絵の具を塗られて手足をバタバタさせるのを抱きかかえ、ウロコの所に手形をペタペタ。あれは大変だったな。
赤い方の鯉のぼりは、1歳11ヶ月だった長女の手形が押してある。
ミシンで縫って鯉のぼりに仕立てて、出来上がり。
でも、恥ずかしくて一度も外に出したことがない。
こんなにちっちゃいおててだったんだなあと、当時の事が懐かしく思い出される。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)